八坂神社の太々神楽

八坂神社の太々神楽は江戸時代から行われ江戸の神田明神(神田神社)から習い伝わった出雲流神楽である。毎年、春祭(二月の最終日曜日)、秋祭(十一月二十三日)に神楽殿にて行なわれる。神楽はその昔、神の霊力を得て、種々の天災や人災、疫病などから免れ、また、農作物の豊穣、生産の向上を祈り、平和な社会を乞い願い奉納した。昭和四十三年三月二十二日、宇都宮市重要無形文化財に指定され今日に至っている。


🟡 令和5年2月26日()春祭・太々神楽奉納式 🟡
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 ① 国定めの舞(くにさだめのまい) (神楽開始時の祓いの舞で、素朴で大きな幣束を もって神楽殿を清める。) ② 猿田彦〈天狗〉の舞(さるたひこのまい) (道あけの神事を主題とする舞で、大剣をもって 天地 四方を切り開き、四海を平定鎮魂する。) ③ 二神の舞(にじんのまい) (二神[天津神、国津神]が、互いの名を問い、 名を名のりあう口上のあと、天地が和合して 万物が生まれることを象徴して舞う。) ④ 三狐の舞(さんこのまい) (農民や漁民の生産についての苦労と喜びを 風刺し道化でユーモアに富んだ爽快な舞。) ・・・休   憩・・・ ⑤ 天の岩戸の舞(あまのいわとのまい) (いわいる天の岩戸開きの舞で、鈿女等神々の あとに手力男命の雄渾な舞が続く。) ⑥ 隋神の舞(ずいじんのまい) (門守で神様を守る舞) ⑦ 恵比寿の舞(えびすのまい) (福の神である恵比寿の鯛釣りの舞で、鯛を争って ヒョットコとタコが相撲をとる様がゆかいである。) ⑧ 山の神の舞(やまのかみのまい) (山の神が、一日の神楽をおさめる舞)

【午前10時神事終了後~午後3頃迄】

◎参拝者の皆様には、マスクの着用・適度な間隔 手指の消毒をお願い致しております。

太々神楽の様子